マチネの終わりに
本を読むのが好きで、通勤電車や仕事の昼休みは
読書タイムにしています。(自宅ではそんな余裕が無い・・)
大体1週間で単行本1冊は楽に読めるのですが、
には2週間かかってしまいました(^_^;)
大人の恋愛を軸に、芸術論や社会情勢、経済論等を織り交ぜつつ
ゆるやかに話が進んでいくのですが・・。
私には、ちょっと冗長に感じられてしまって、
途中で読むのをやめてしまったり(^_^;)
主人公の女性が容姿端麗で、頭も良く、ちょっと聡明すぎやしないかと
鼻白んでしまったりも(完全にやっかみですな)。
文体は非常に美しく、うっとりする程なのですが、
なかなか交わらない主人公二人の動きがもどかしくて・・。
でも読みかけた本は最後まで読むのがポリシーの私なので
なんとか気力を振り絞りました。
終盤はさすがに話も大きく展開し、
私ものめりこんで一気読みしました(*^_^*)
そしてラストシーンの素晴らしいことと言ったら・・(泣)
最後まで読んで良かった~。
とにかく美しい。そして優しい。そんな物語でした。
「過去は変えられる。むしろ、現在の影響を受けて変わってしまう。
それくらい繊細なものなのだ。」というようなセリフが、
なんとも温かく、印象的でした。
仕事に行くのが嫌な日も、
「仕事に行くんじゃない。本を読みに行くのだ。」
と自分を鼓舞しています。
読書によって違う人生を疑似体験し、新たな視点を得たり、
身近にある愛情に気付かされたり、
この世は生きるに値すると思ったりするのです。
(逆に絶望してしまうこともありますが・・(^_^;))
夫がソファーに横たわると、すぐに飛んでくるもっちゃん。
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やっぱり「ソファーで添い寝」が好きなんだね(*^_^*)
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